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海外製のおもちゃで遊ぶホッキョクグマとアジアゾウ


円山動物園ではサポートクラブという寄付金制度があり、昨年、動物用のおもちゃ・フィーダーの購入資金の寄付が募られました。昨年のうちに目標額は達しており、この春ようやく海外よりそれらが到着し、休園中に試用を経て、一部がお披露目されています。


園内に掲示されているサポートクラブのポスターです。昨年10月12日に目標額の100万円達成。100万円は海外製品のおもちゃと、その輸送費に使われます。


これは同じメーカーの製品で、2017年に札幌トヨペットから寄付されたおもちゃです。現在ボールインボールは一部に損傷があるものの、他のおもちゃはまだ無事なはず。動物用に作られているものなので、耐久性は高いようです。


この日デナリの放飼場に登場したのは、Holey Roller(ホーリーローラー)という穴が空いた筒型おもちゃ。広い放飼場の真ん中に置かれても、なぜか檻側へ運ぶデナリ。


ララの放飼場に登場したのは、Cylinder(シリンダー)という筒型おもちゃ。こちらも広い放飼場に置かれても、なぜか檻側へ運んで遊んでいたララ。


この青い大きな物体は、アジアゾウでフィーダーとして使われた後、ホッキョクグマに回ってきた潰れたポリ製ドラム缶です。今回の海外製おもちゃではありません。ララは身を乗り出して気にはしていましたが、それ以上は進みませんでした。


リラの放飼場に登場したのはPill(ピル)という大型円形状のおもちゃです。形は巨大なラムネのようで、円の中央にかけて少し窪んでいるのが特徴。いつも遊ぶ岸の裏側におもちゃを押し込めると、その窪みに空気がたまり、その気泡でも楽しんでいました。


おもちゃは交替で使われ、他にもまだあるようなので、楽しみが増えてよかったですね。


アジアゾウのニャインは緑の巨大ボールで遊んでいました。ボールはこの翌日にはプールに浮かんでいましたから、プール遊びでも見られるかもしれません。
おもちゃの他に、ゾウ・キリン用のフィーダーも導入されているそうなので、そちらも観てみたいと思います。


なんだか民家にクマ出没という画づらですが、こちらはヒマラヤグマのトモ(メス)。海外製おもちゃはなかったですが、自然木で遊んでいました。細い木を引き寄せ、小枝をボキボキと追っていました。トモは寝ている時間も長いですが、時々大技を繰り広げるので、目が離せない存在です。


レッサーパンダの屋外放飼場にある大きなハルニレの木が芽吹きの時期を迎えています。高齢個体が高い木の上に登るのは危険という声から、登れないような策が講じられましたが、軽く突破してしまう若い円実でした。


元気にウォーキングのココ。ちょうど2枚爪になっているところがありました。

休園明けの週末の様子、おもちゃで遊ぶ様子を動画でもどうぞ。

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