仙台市の八木山動物公園のホッキョクグマのナナ(メス)が、2021年1月24日(日)に亡くなったそうです。ナナは国内最高齢の36歳でした。八木山動物公園フジサキの杜のHPによれば、死因は肝臓がんだそうです。病気がなければもう少し長生き出来たのかなとも思ってしまいますが、36歳という年齢を考えれば、本当に立派に生涯を終えられたのでしょう。
ナナに初めて会った時には、すでにナナは30歳になっており、お若い頃の姿には会ったことがないのですが、その年齢を感じさせない、愛らしさと美しさがありました。
1984年12月15日生まれ (カナダ アシニボインパーク)
1985年9月6日 八木山動物公園に来園
生後8ヶ月から今日まで、ずっと仙台で暮らしていたんですね。
日本平動物園で2007年に亡くなったピンキー(メス)は、当時の国内最高齢で推定35歳でした。ナナは誕生日を迎えたばかりの36歳。近年は20代で亡くなるホッキョクグマが多く見られたので、勝手な思いで希望となる存在でした。もちろん、個体によることなのですが、やっぱり皆健やかに長生きしてほしいものです。
日本平動物園 ホッキョクグマ ピンキーの剥製
30歳のころに比べると、34歳(写真)は少しお痩せになった?という印象はありましたが、真夏だったせいもあると思います。プールに飛び込んで、気持ちよさそうな泳ぎを見せてくれたりと、快活な感じでしたね。ナナとの出会いに感謝します。
八木山への訪問回数は少ないですが、当時に撮影したナナの姿です。
コメント
ナナさんのお元気なころの姿を見せてくださりありがとうございます。
残念ですが心静かに送りたいと思います。