イスカの群れに遭遇しました。体はスズメやシジュウカラよりも大きめ、でもヒヨドリより小さめだと思います。オレンジ色の濃淡が目を引く羽色のオス。
最初は同種とは思いませんでしたが、こちらはイスカのメス。ところどころが黄色いです。
特徴的なのが嘴。鉤爪のようにカーブしつつ、上下が交差しています。噛まれてひねられたら、相当痛そうで、穴もあきそうです。セキセイインコも結構痛い。
イスカの主食は松ぼっくりの中の種子。くちばしはそれを取り出しやすい形になっているんですね。写真左は松ぼっくりをこじ開けているオス。写真右は取り出した、ぺらぺらの羽のついた種子の部分を食べているメス。
あるオスが、まだ誰も手をつけていない松ぼっくりを見つけました。ヒトのモノがよく見えるのか、他のオスも狙ってきます。
この後どうするのか?と思ったら、片足で松ぼっくりをホールドした状態で、枝についている部分を嘴でカット。
飛び去っていく。お見事!
あの嘴は、ほんといい仕事をします。松ぼっくりの種を食べるために進化してきたんですね。
賑やかなイスカたちに、またどこかで逢えますように。
コメント
イスカという鳥さんは、秋田では見たことがありません(#^.^#)
とてもきれいな色をした鳥さんですね!
北海道は珍しい生き物たちがたくさんいるんですね!
すずめさんたちが、毎年庭のラベンダーの茎をブチ、ブチっとちぎって
散らかして遊ぶんですが
あれは、茎を折った時の、香り?を楽しんでいるんでしょうか・・・
ネットで情報を探しても何も見つからず、あの行動のなぞを
知っている方にきいてみたいです(笑)
スズメがそんな事をしているんですね。今年の夏は、少し気をつけて見てみます。
何か意味があるのでしょうね。
こんな情報がありました
http://takayasu-style.com/2016/06/04/16060401/
「茎の部分を折って地面で食べるのはスズメの常套手段」
ラベンダーを食べているかどうかはわかりませんが
習性から来る行動かもしれませんね
バルコニーに蒔いたソバの種はほじくり返してまで食べるけど
その横にある小松菜の種には見向きもしないという記事も見かけました
香りの好みとかあるんでしょうかね
ありがとうございます。カラスが大通公園の花壇の花をついばんでいるのは見たことがありますが、スズメもなかなかやりますねえ。栽培している側にとっては悩ましいものです。