高い場所で休むユキヒョウのアクバル(オス/14歳)。ユキヒョウは冬の終わり〜早春〜春にかけてのこの時期だけに繁殖を迎える動物。特にアクバルの鳴き声が、遠くまでよく響きます。
こちらはコハク(オス/11歳)。アクバルとは異母兄弟の弟にあたります。瞳の色が琥珀のような色をしていますね。コハクは、2008年4月9日、多摩動物公園で誕生したオス3頭(ハン、コハク、スオウ)のうちの1頭。「ハン」はカザフスタン大使館に命名してもらい、「コハク」と「スオウ」は、日本の伝統色40色の中から一般投票で決められたそうです。その後、ハンはカザフスタンのアルマティ動物公園に寄贈され、スオウはイギリスのトワイクロス動物園に寄贈されています。2頭とも元気で暮らしているでしょうか。
こちらはシジム(メス/9歳)。今季はコハクとの同居はあるでしょうか? 同居したとしても、一般の人の目に触れることはなさそうかな(非公開)。繁殖において、無観客同居なら静かな環境でいいでしょう。
アクバルとは交替で屋外に出ているコハク。想像していたよりも早いペースで、円山の環境に馴染んでいるように思えます。
アクバル(午前)とコハク(午後)の交替の様子です。交替直後は放飼場内のニオイチェックをして回り、その後はシジムとコンタクト。その後は歩いたり、休んだりでした。
写真、動画共に全て、2020年1月23日(木)撮影のものです。
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