ユキヒョウ物語 961 「ヒカリ」の体重といたずらと交替展示

(Hikari the Snow Leopard , female 2 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.11.18)
2024年11月18日(月)から一般公開がスタートした、ユキヒョウのヒカリ(写真/メス/2歳)。シジム(メス/14歳)、フブキ(オス/7歳)と交替しながら、3か所の屋外放飼場に出ています。ユキヒョウは一年に一度繁殖期を迎えますが、今までのシジムの場合だと1月〜3月くらいに強い発情が来ていたようです。その時期が間もなく近づいてきそうですが、今年はどうなるでしょうか？

ヒカリの公開に合わせ、今までの体重の掲示板が一新されました。
ヒカリは大森山動物園から移動する(2024年10月22日)際の計測では、28.5kgだったそうですが、
円山動物園で初めて計測出来た11月7日時では、29.5kgだったそうです。
冬に向けて、皆少しずつ増えているようです。

ヒカリのネームプレートが登場しました。

歴代使われていたネームプレート(写真)の岩が一新されたのです。

新しい岩に書かれたヒカリという文字も、ひっくり返せば「シジム」「フブキ」になります。
ヒカリは屋外に登場するや、早速おもちゃにしてしまったようで、ひっくり返して「シジム」にしてしまいました(笑)。さすが若い個体は行動が違います。
それ以降は、ひっくり返されないように、別な岩で固定されていたりしています。

そんな元気いっぱいのヒカリですが、未だ警戒を緩めないのが・・・

アムールトラのトート(オス/3歳)の存在。トートもまた気になるようで、時々ヒカリを覗きに行ったりもしますが、もの凄い勢いでヒカリは逃げていきます。

寝顔が赤ちゃんのように可愛らしいヒカリ。

11月18日(月)に公開してしばらくはヒカリがメイン1に登場する日が続きましたが、11月26日(火)には初めてメイン2の放飼場に出ていました。それ以降は3頭で3か所をローテーションし、1日交替で展示されています。ただ屋内収容出来ない日も時々あり、想定外の部屋割りになることもあるようです。
中庭のようなサブ放飼場では、寝室が出入り自由にされているため、全く観られない時間もあります。

ヒカリが公開されて以降の様子です。

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