(Fubuki the Snow Leopard, male 6 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.04.16)
ユキヒョウのフブキ(オス/6歳)が多摩動物公園から円山動物園に来園したのは2024年3月15日(金)。ちょうど1ヶ月が経過しました。公開が始まった3月25日(月)から、ガラスのある広い方の屋外展示場で過ごしていますが、4月15日(月)からはさらに屋内放飼場も開放されました。そのため、フブキの行動範囲も広がりを見せています。休園期間明けの4月13日(土)からは、各放飼場に掲げられたテーマも新たに掲示されていました。
4月15日(月)から新たにフブキに開放されたエリアは、屋内放飼場。
ガラスで囲まれた屋内放飼場は日陰になっているので、暑さを凌ぎたい時などには、入ってくるかもしれません。
屋内放飼場内には、丸太で組まれた台もあります。フブキは仕切りにニオイを嗅いでいました。
檻越しにトレーニングが出来る場所もあるので、慣れてきたらトレーニング風景も見られることでしょう。
この度、屋外にある2つの放飼場には、それぞれのテーマを明確に掲示されました。生息地ゾーンとエンリッチメントゾーン。
現在、フブキは生息地ゾーンで、シジムはエンリッチメントゾーンで過ごしています。今後は交替することもあるのでしょう。
丸太で爪を研ぐ、フブキの日課。
フブキの丸太渡り。
ちょうど木で隠れてしまいますが、岩壁を渡っていく姿はユキヒョウらしい姿。
屋内展示場に入ると、隣のアムールトラの姿も見えるので、お互い気になるでしょう。
休園日明け(4月13日)からは、フブキの誕生日(2017年5月24日)が書かれたプレートも登場。
そして、4月15日(月)の閉園後に初めて計測出来たという、フブキの体重は37.5kgでした。
今は、飼育係に対する警戒心が強く、近寄ると離れてしまうとのことで、体重計の上に肉を置いて、据え置きビデオで記録出来たということです。シジムの体重は29.0kg(4月4日現在)だったので、シジムよりやはり少し大きめですね。
アムールトラのトート(オス/3歳)の体重は185.5kg(4月4日現在)。フブキの約5倍の体重です。
今日は体感的に少し涼しかったせいか、フブキの行動が活発に見えました。
今後のフブキの活躍、成長に期待しています。
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