先月から体調不良がみられ、治療を受けていたユキヒョウのコハク(オス/13歳)が、2021年4月14日(水)に亡くなったそうです。数日前から、予断を許さない状況であることがホームページで伝えられており、なんとか回復出来ますようにと、ただただ祈るばかりでしたが、とても残念です。4月9日に13歳の誕生日を迎えたばかりでした。詳しい死因については、調査後にお知らせがあるそうです。
円山動物園HP ユキヒョウのコハクが亡くなりました
円山動物園HP ユキヒョウ「コハク」の麻酔下での検査について
ユキヒョウ 「コハク」について
2008年4月9日多摩動物公園で生まれる 父シンギズ、母ユキ (ハン・スオウ・コハクの3兄弟で誕生)
2009年5月29日 東山動植物園へ移動
2018年2月5日 浜松市動物園へ移動
2019年12月18日(水) 円山動物園へ移動
2019年12月30日(月)より、屋外に出る訓練がスタート。
2020年1月15日(水) メイン放飼場に登場
2021年3月 体調不良がみられ、治療を受ける
2021年4月14日(水) 13歳で永眠
多摩で約1年1ヶ月、東山で約8年8ヶ月、浜松で約1年10ヶ月、円山で約1年4ヶ月。
国内でのユキヒョウ繁殖のため、移動が多かったコハク。東山での暮らしが一番長かったですね。
ユキヒョウは、しっぽを高くクルンとあげることが多いですが、コハクはそれが多くみられ、より美しかったという印象があります。
円山動物園のユキヒョウ舎はガラス展示場があるので、コハクの姿をクリアに見ることが出来る、少し広め、冬は雪が降るという利点がありましたが、コハク自身はどう感じていたでしょうか。
私には、コハクは人にはあまり関係性を持たないクールな印象がありました。それがむしろ美しいと感じる個体でした。
ユキヒョウにもサポクラの寄付金で体重計が購入されたので、それぞれの体重が公開されています。
水飲み場の傍で、のんびりくつろぐコハク。昨年秋からは屋内展示場を含めての3頭のローテーションとなったので、いろいろな様子を見られたと思います。
いつもの場所で休むコハクですが、3月下旬は元気がなさそうな感じでした。
ゆっくりな動作でしたが、少し高い場所に上がって休んだり、下りたり。(2021年3月28日(日))
しっぽも高く上げられないようでしたが、ゆっくり歩を進めていたコハク。(2021年3月28日(日))
ガラス面のすぐ横には、人が入れ替わり立ち替わりしていますが、さほど気にするでもなく、堂々とマイペースに腰を下ろしていたコハク。(2021年3月31日(水))
今年に入り、アムールトラのアイ(1月10日)、ユキヒョウのコハク(4月14日)が逝ってしまい、寂しくなりました。
もう少しコハクの事を知りたかったですね。短い期間でしたが、ありがとうございました。
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コメント
貴公子のような気品溢れる美しいユキヒョウでした。
環境のいい円山で伸び伸びと暮らせると思っていたのに…。
言葉もありません。
コハク、安らかに。
mayuさんこんばんは。
今年の春は寂しい春ですね。
コハクまで逝ってしまうとは(T_T)
円山で伸び伸びと走り回って、ビビりではなく楽しそうなコハクを想像していたのに…。寂しくなります。
ps…今日、遊亀公園付属動物園に行って来ました。展示室の窓にたくさんのお花と写真とお手紙が飾ってありました。ホクトとくぅちゃんもたくさんの方々に愛されていたんですね。
写メですがお送りしようと思いましたがコメント欄なので駄目でした(^^;) 報告です。失礼しますm(_ _)m
お気持ちに感謝いたします。
必ずいつかはその時が来るのですが、それが早すぎる時や事故の時は悲しいですね。
この気持ちを忘れずに、普段の時間を大切にしたいと思います。
ホクトは亡くなってしまいましたが、遊亀公園付属動物園は、ほのぼのとした好きな動物園なので、
また行けたらいいなあと思っています。
ありがとうございました。
この動けない中で、もうあえなくなってしまった子が、また増えてしまいました。
東山、浜松、円山と、追いかけていたコハク君。円山では結局1度しか会えませんでした。
少し細面のイケてたお顔・・見ていると涙を禁じえません。もうすこし、円山での暮らしを見ていたかったです。
それでも、雪のある生活を楽しんでくれたかな。そう信じたいです。
ありがとう。やすらかに。