今までの人生の中で、ピーマンの種を食べるということすら考えずに生きてきました。ピーマンを使う時には、種、ついてるワタ、ヘタは取るものだとずっと思い込み、何十年も調理してきました。今日たまたま見た料理ブックの中で、ピーマンの種はそのままにして肉を詰める調理法を知り、エエーッ!と驚愕。自分の中の常識を変えることは少し勇気がいりますが、ちょっとやってみようと思い、初めてピーマンの種を食べてみました(笑)。
いつもしっかり取っていたあの種をそのままにしておくことには、とても抵抗があり、ヘタの部分だけは結局取ってしまいました。比較をするためにも、いつも通り種ワタを取ったものも作ります。
種ワタがあるせいで、肉を詰めるスペースが減るわけですが、なんとか詰め込みます。
ピーマンと肉が離れないように、小麦粉をはたくレシピもありますが、それはしていません。肉を詰めるピーマンの底に隠し包丁のように、少しだけ切れ目を入れています。
見た目はいつも通りのピーマンの肉詰め。種の存在は全く感じないといってもいいです。一方でワタの部分はピーマンらしい風味がジュワッときました。ただこれも、意識して食べるとそう感じる程度で、種ワタを取ったピーマンの肉詰めとあまり変わらないといえば変わらないです。
青椒肉絲など料理によってはちゃんと取った方がいいと思いますが、肉詰めの時には少し大雑把でも良さそうですね。
またまた私の常識が変わった瞬間でした。
子どもの頃に受けた教育と今とでは、変わっていることもあり、触れるたびにへぇ〜です。
コメント