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東山動植物園のマレーグマ「マーチン」がのんほいパークへ移動「ハッピイ」と繁殖を目指す

2024年9月11日(水)、東山動植物園のマレーグマ「マーチン」(オス/12歳)が豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)へ移動することが、両園より発表されました。移動予定日は両園の休園日となる9月30日(月)。同じ愛知県内の移動ですが、無事の移動をお祈りしています。繁殖目的で移動が続いたハッピイが、まだ独りなのかと案じていたところに今回の発表があり、希望を感じているところです。

東山動植物園HP マレーグマの「マーチン」が転出します
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)HP マレーグマ仲間入り

2024年7月、30℃を超える猛暑の中、放飼場の中央にある高い木の上に登っていたマーチン(オス/12歳)。生息地のマレー語名は「高いところに座るのが好きな者」という意味らしい。

マーチンは9年前の3歳の時に、背景にある5mもの壁をよじ登ってしまい、逸脱未遂に終わった個体だったことも記憶に新しい。

名古屋のマレーグマといえば「マーチン」でした。どうかハッピイと仲良くなれますように、奇跡を願ってやみません。
♪4番マーチン、ホームランでお願いします。

こちらはマーチンの母、マー子(1997年1月12日中国生まれ→2004年6月東山に来園)。
2022年3月13日に亡くなったオスのマー君(享年28歳(推定))との間に、4頭の子が誕生しています。

マーヤ 2005年5月17日生まれ→徳山動物園
マーサ 2008年6月26日生まれ→天王寺動物園
マーチン 2012年3月29日生まれ→豊橋総合動植物公園
マーネ 2015年8月27日生まれ→熊本市動植物園→沖縄こどもの国

別々に暮らしていた息子マーチンが転出することで、子ども全頭が他園へ移動したことになり、東山動植物園のマレーグマはマー子1頭になります。

こちらは櫓の上で休む、のんほいパークのハッピイ(メス/17歳)。
健やかに過ごしてくれるのが一番ですが、頭数が急速に減りつつある国内のマレーグマたちの繁栄を祈りたいです。

現在日本国内に住むマレーグマは、9園館で15頭。(オス6頭メス9頭)
上野動物園 キョウコ
遊亀公園附属動物園 サンディ サクラ
のんほいパーク ハッピイ
東山動植物園 マー子 マーチン
天王寺動物園 マーサ
とべ動物園 シャイン ノア
徳山動物園 ウメキチ マーヤ
福岡市動物園 サニー マチ
沖縄こどもの国 マーズ マーネ
(2024年9月11日現在)

ハッピイ(メス)のプロフィール
2006年10月3日 高知県立のいち動物公園生まれ
2009年3月24日 円山動物園へ移動
2019年5月23日 豊橋総合動植物公園へ移動

2024年7月に東山動植物園と豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)へ訪問した際の映像です。

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