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弟路郎も屋内で公開開始「オランウータンとボルネオの森」「も」に込めた思い

(Teijiro the Bornean orangutan,  male 27 years old, Sapporo Maruyama Zoo, 2024.10.20)
ボルネオオランウータンの弟路郎(オス/27歳)も、新施設の館内での公開が始まっています。オランウータンは寒さが苦手なので、これからの季節は徐々に屋内中心の生活になるかと思われます。

オランウータンとボルネオの森は、2024年5月21日にオープンした新施設。
その建設期間中、弟路郎は釧路市動物園で仮住まいさせてもらい、2024年5月10日に帰ってきました。以降ゆっくりと新施設に慣れてもらう訓練を進められており、最近は雨天時や寒い日などは、館内でも過ごしています。

館内の表示には、「弟路郎屋内放飼場にいます」と出ています。

というのも、弟路郎は館内のスウェイのエリアに出ており、一部高い場所で休んでいることが多く、姿が見えず「いない」と思われることがあるようなのです。その先にはシュートがあり、中に入っている時は、どの角度からも全く見えないこともありました。
隠れられる場所を用意しているのも、最近の施設の傾向です。

タイミングが合えば、あちこち動き回る弟路郎を観られます。

館内のガラスはきれいなので、施設が新しいうちは撮影のチャンス。

弟路郎が小さく見える、広いスウェイのエリア。

ボルネオの森の中で開花していた、(おそらく)ベゴニア・デリキオーサ。
園芸店でよく販売されている、木立ベゴニアの大きい版のような姿です。薄ピンクの花、カエデのような葉の形、斑入り。初めて見るきれいな花でした。

まだ暖かい日もあるので、屋外展示も継続中です。この時は3頭共がアキグミの枝をもらっていました。(弟路郎)

熟した実がたくさんついた枝は、ごちそうですね。(レンボー)

レイトは、口で枝をしごき、一気に食べていました。

レイトは隙間からお客さん側に、いろいろ出すのがブームのよう。つば、おしっこ、小枝、消防ホース(写真)・・

そして麻袋。レイトは毎日新しい事を思いつくようです。

最近の様子です。

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