口を開けながら頬寄せ合うキャンディ(左)とクッキー(右)。キャンディが円山動物園に移動していた8年分の空白も埋められたようで、仲良く暮らしていた2頭。お互いのためにも、1日も永く健やかに暮らしてほしいものです。
2020年11月12日(木)の訪問記です。
ホッキョクグマが暮らす極地動物館内の壁には、前回訪問時にはなかった、トリックアートが出現していました。名古屋芸術大学の学生さんが描かれたものだそうで、2020年9月に完成されたばかりのようです。
開園からほどなくして、ホッキョクグマ舎にやってくると、クッキー(左27歳)とキャンディ(右28歳)は並んで休んでいました。ホッキョクグマは単独生活者(親子を除く)なので、マダム年齢の2頭がこうして仲良く並ぶ姿は、本当に新鮮に、また微笑ましく映ります。
日向が暑くなってきたのか、日陰に移動してきたキャンディ。クッキーもなんとなく傍に来たり、離れたり。
キャンディのおおあくび。
1992年11月2日 ドイツ ヴッパータール動物園生まれ
1994年 5月22日 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)へ移動
2011年3月8日 札幌市円山動物園に移動 デナリとのペアリング→死産などで繁殖に至らず
2019年3月20日 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)へ移動
クッキーもおおあくび。クッキーは下の犬歯が見えないので、すり減っているか? ないのか?
1993年1月21日 ドイツ ニュールンベルク動物園生まれ
1994年 5月28日 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)へ移動
キャンディとクッキーの誕生日は、2ヶ月半違い。キャンディの方が少しだけお姉さん。
屋上から飼育員さんが魚を投げ入れられる時間は、毎日11時と14時30分。アナウンスはありませんが、この時間になると、お客さんもにわかに集まります。
投げられた魚はアジ。クッキーはよく飛び込んでみせてくれました。
11時の給餌には、キャンディも飛び込みを見せてくれましたが、午後の回は水に入りませんでした。
クッキーは魚を食べたあとも、引き続きプールにいて、白いポリタンクで遊び始めました。
豊橋総合動植物公園のホッキョクグマの観覧は、屋内側からガラス越しのみ。今回は窓枠スペースに登れないように、立入禁止の黄色いテープが貼られていました。
写真はクッキー。頭頂部に少し出っ張りがあるのが、見分けポイントのひとつ。体型は時期によっても左右しているでしょうが、この時はキャンディが丸く大きめで、クッキーはスリムでした。2頭とも優しい顔つきをしていますが、クッキーの方が垂れ目に見えます。
水からあがると、放飼場の周囲に舞い込んだ草などを食べているようすでした。
食べ終わると、再び寄り添って昼寝。穏やかな暮らしをしているようで、何よりです。
2020年11月12日(木)の様子です。
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コメント
本当に仲良しな二頭ですね^ ^双子のこぐまを見ているようです♡
最寄り園なので良く遊びに行くのですが、まだ実際に仲良しシーンを見たことが無く、今度行った時はホッキョクグマ 前でしばらく観覧してみようと思います♪
ゾウも大好きなので、いつも時間配分が難しいです^ ^
のんほいパークは敷地が広いので、ひと回りするだけでも、なかなかの運動量。
距離と時間を考えながらの移動ですね。
訪問の度に新施設が出来ており、毎回新鮮な気分になっています。